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環境学習コーディネーター養成講座2016 第3回実施報告

環境学習コーディネーター養成講座2016 第3回目実施しました!

 

  環境学習コーディネーター養成講座2016「Green Study ひょうご」は、複雑・多様化している環境問題全体を理解し解決に繋げる環境学習の企画や実践ができるリーダー養成だけでなく、地域との関わり、多様なセクターとの連携、事業の継続実施のコーディネートする専門家・指導者の養成を目指した講座です。2016年8月から2017年2月までの間連続8回実施します。

 

 

  10月2IMG_0750.JPG2日(土)~23日(日)に第3回目を開催しましたのでその様子をご報告します。

  第3回目は豊岡市日高町で地域資源の発掘と利活用をテーマに現地で活躍する3人の講師を招 き、1泊2日の実践的な学びの時間となりました。

  地域の資源を探し活かしながら環境学習や体験プログラムをつくるにあたって、環境学習コーディネーターに求められる役割やスキルとはなにかみんなで講義やワークショップから考えを深めました。

  

  会場となった神鍋高原は山陰海岸ジオパークエリアです。ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所です。  現在日本には、日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」が43地域あります(2016年9月現在)。その内、8地域がユネスコ世界ジオパークにも認定されています。

 

 

  講座では、神鍋高原コース内の神鍋山スコリア丘&噴火口・火山断面スコリア層・神鍋山からの眺望・黒ボク土の畑・溶岩流清滝遊歩道をまわる等、その土地の風土を実際にみてまわりました。お話をききながらその土地の特質をつかんでいく、フィールドワークの大切さを実感しました。私たちの生活と環境の結びつきを地球の営みから体感することで、その特徴をよりいかすための多様なアイディアがうまれることを知りました。また、教育や観光活動など幅広く発展させるための視野の広さや柔軟な発想、地域を元気により素晴らしい場所へと成長させていこうとする情熱など、個性豊かでバイタリティあふれた講師陣のいきいきとした実践の姿から場づくりの要となる人のあり方、場の活かし方、伝え方を学びました。

 

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 1泊2日の講座では、参加者、講師、事務局、いろんな立ち位置を超えてのたくさんの交流がうまれ、語らうことから学びが広がり深まることを体感した熱気にみちた学びあいの時間でした。

 

【講座内容】

 地域資源の発掘と利活用

(1) 松原典孝(兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科助教)

(2) 今井ひろこ(NPO法人たじま海の学校副代表)

(3) 前田敦司(かんなべ自然学校理事長)

〈1日目〉

 10時~12時:「地域の資源を探す~神鍋高原フィールドワーク~」(1,3)

14時~17時:「グループごとに地域資源発掘ワークショップ」(1,3)

19時~21時:「神鍋高原における自然資源の活用~魅力をどう伝えるか~」(3)

〈2日目〉

9時~11時:「地域資源活用のテクニック」(2)

11時~15時:「地域の資源活用実践ワークショップ」(1,2,3)

 

主催:兵庫県・(公財)ひょうご環境創造協会

企画実施:NPO法人 はりま里山研究所

       

 


但馬 / 更新日:2016-11-14

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