ひょうごの多様性保全プロジェクト団体活動発表会 参加報告
ひょうごの多様性保全プロジェクト団体活動発表会に参加しました。
平成29年8月29日(火)神戸市教育会館 大ホールにて「ひょうごの生物多様性保全プロジェクト団体
発表会」が開催されました。
「ひょうごの生物多様性保全プロジェクト」(※)とは、兵庫県が県内の生物多様性保全活動の中から
モデルとなる活動を選定し、その活動情報の発信や企業の連携マッチングなど活動の支援を行っている
ものです。
ひょうごの多様性保全プロジェクト選定団体や自然保護指導員、関係者等、総勢111名の参加者が
集まり、発表会を通じて活動内容を発信し、参加者間の情報共有や交流を図りました。
【発表内容】 10:40~ 認定証交付式 10:50~ 県内市町の取組み発表 ・明石市環境部環境総務課 ・加西市生活環境部環境課 ・篠山市農都創造部農都環境課 13:30~ プロジェクト団体活動発表 ・自然と文化の森協会(尼崎市) ・NPO法人三木自然愛好研究会(三木市) ・あびき湿原保存会(加西市) ・コウノトリ湿地ネット(豊岡市) 15:40~ 講評 (兵庫県立人と自然の博物館 布野 隆之研究員) |
今回の発表会では、各地域の特色を活かした環境保全の取組みを「活動のきっかけ」「活動内容」
「活動の意義」「今後の活動、展開」大まかに4つのポイントについて、ご紹介していただきました。
また講評では、市町村との連係をテーマとした事例紹介として、兵庫県立人と自然の博物館 布野隆之
研究員による研究発表がありました。
タイトルは「カラスのゴミ被害を解決する」
活動している団体が行政に対して、どのように働きかけ、連係するまでに至ったのか、そのプロセスを
分かりやすく解説していただきました。
最後に「カラスのゴミ被害は『被害をなくす』というゴールがありますが、生物保全にゴールはなく、
継続して活動するということが重要です」と語って講演を締め括られました。
今回、参加者の方々とお話ししたり、発表者の取組みなど拝聴していると、こうした発表の場が、生物
多様性保全活動の活性化につながることを改めて実感しました。
【ポスター展示及び配布物設置団体】
・コウノトリ湿地ネット ・自然と文化の森協会 ・多紀連山のクリンソウを守る会 ・NPO法人たつの ・赤トンボを増やそう会 ・東お多福山草原保全・再生研究会 ・(公財)兵庫丹波の森協会「兵庫丹波オオムラサキの会」 ・NPO法人ひょうご森の倶楽部
【配布物設置団体】 ・NPO法人棚田LOVER’s ・NPO法人三木自然愛好研究会
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※「ひょうごの多様性保全プロジェクト団体活動発表会」プログラム詳細について
https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20170809_084e0b42a0817c0b49258178000cc7d4.html
※「ひょうごの生物多様性保全プロジェクト」詳細について
http://www.pref.hyogo.lg.jp/JPN/apr/topics/biodiversity/070_model_pro/sub.html