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「ひょうごエコプラザ」は県内の学習施設やプログラムの情報をはじめとして、参加者・企画者双方の視点から環境学習の実践に役立つ情報を発信し、市民のみなさまの環境学習をサポートします。

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環境学習コーディネーター養成講座2016 実施報告まとめ

  当協会では兵庫県と共同で、地域との関わり、多様なセクターと連携した環境学習の企画・実施をコーディネートできる指導者を養成するため、20168月から20172月まで連続8回の講座を実施しました。

 第8回(最終回)では、受講生が実践企画としてグループごとに考えた環境学習プログラムを発表しました。

  

 

 

1 事業概要

(1)名 称

   Green Study ひょうご環境学習コーディネーター養成講座2016

 

(2)主催等

   ① 主催 兵庫県・(公財)ひょうご環境創造協会

   ② 企画実施 NPO法人はりま里山研究所

 

(3)実施日・場所

   ① 平成28821()姫路市

   ② 同    917()姫路市

   ③ 同    1022()23()豊岡市日高町 ※宿泊研修

   ④ 同    1119()篠山市

   ⑤ 同    1210()姫路市

   ⑥ 平成29115()姫路市

   ⑦ 同    212()神戸市 ※修了式 

 

(4)実施目的

    複雑・多様化している環境問題全体を理解し解決につなげる環境学習の企画や

   実践ができるリーダーの養成だけでなく、地域と関わり、多様なセクターとの連携、 

   事業の継続実施をコーディネートする専門家・指導者(以下「環境学習コーディ

   ネーター」)を養成するための講座を企画実施する。

 

 

2 実施状況

 (1)計画準備

    本業務を円滑に遂行するため、以下の内容の講座の実施企画書を作成し、企画  

   書に基づき業務遂行に必要な準備・手配を行った。

   ① 実施企画案

    ア 実施場所     姫路、豊岡、篠山、神戸等

    イ 実施時期(回数) 平成287月~平成292月(8回)

    ウ 事業規模     各回20人程度

    エ 講義内容

     ・生物多様性、気候変動、資源循環等、環境問題全般の幅広い理解

     ・魅力的な講師陣と共に学び、参加者同士の交流を深めネットワーク構築

     ・ふるさとの環境保全・創造につながる環境学習プログラム作りの学習

 

(2)講座開催

     延12人の講師により連続8回(内宿泊研修1回)の講座を実施し、第8回  

    (最終回)では受講生が実践企画として3グルーブに分かれ、それぞれが考え 

    た環境学習プログラムを発表し、環境学習の専門家より審査を受けた。

     修了式では、過半数の講座に出席し、環境学習プログラムの制作・グループ 

    発表に参画した者13人を修了生として、修了証書を授与した。

     なお、講座の実施状況については、講座開設の都度「ひょうごエコプラザ」  

    HPにて公開した。

  

3 実施結果

   ①受講生(受講申込み) 24人

   ②修了生(修了証書授与)13人

    ※別途定められた講座修了条件を満たし、修了書を授与した者(修了生名簿.pdf

 

  

<資料編>

 ①環境学習コーディネーター養成講座2016 募集チラシ】セミナーチラシ2016.pdf

 ②各グループ企画書及び発表資料(パワーポイント)

 

  

 環境学習プログラム 企画書及び発表資料①

【グループ名】スワローズ

【プログラム名】「つばめ旅列島~ツバメのくらしから自分の未来を考えよう~」

【メンバー】遊部久瑠美・神吉智子・守家和子・藪口康彦

【発表資料】コーディネーター環境学習つばめ.pdf

【企画内容】 

 対 象  小学生2.3年生 個人 姫路近隣小学校
 定 員  40人(事前申し込み)6グループ(6~7人グループ)
 実施場所  ひょうご環境体験館
 時 期

 7月後半

 ねらい  身近な鳥を通して環境変化を知り自分たちの未来を考える
 内容詳細  時間:10:00~15:00 (9:30受付〉
 10:00 あいさつ、鳥の説明
 10:30 FW
 11:30 鳥のくらし 森、街の鳥の種の紹介
 12:00 昼食(休憩) 森の中での昼食

 13:00 ツバメの具体的内容と環境変化について

     鳥と人との今と昔の違い

 13:45 人と鳥の未来についてや感じたことの絵を描く
 14:15 描いた絵についての発表
 14:45 まとめ

 15:00 解散

 予定経費概算

 

コピー用紙(500枚入り)

369 円

カルタ用紙(100枚入り)

1,080円

印刷代

1,200円

貼りパネル(H‐1 6枚入り)

10,162円

ペン(12色 3セット)

4,656円

色鉛筆(12色 3セット)

1,539円

はさみ(1つ)

108円

のり(1つ)

60円

セロハンテープ(1つ)

61円

印刷費(1つ)

108円

謝礼(講師)

5,000円

スタッフ 3人(交通費、弁当代等)

7,500円

合計

31,972円

 

 指導者スタッフ数等  指導者 1人 スタッフ 3人
 その他 特記事項  参加費 800円

 

 

 

環境学習プログラム 企画書及び発表資料②

【グループ名】春・夏・秋・冬(はる・なつ・あき・ふゆ)

【プログラム名】五感のてらこや 『五感で感じる四季』

【メンバー】高井洋子・中村聡美・光森瞳子・三山茂夫

【発表資料】五感のてらこや.pdf

【企画内容】 

 対 象  小学生の親子(家族としての幼児の参加も可能)
 定 員  10名(親は含まない)
 実施場所  明石公園
 時 期

 春夏秋冬(各1~2回)

 ねらい

 忘れつつある日本の四季の移り変わりの一部を実際に外に出て生物の多様性を五感をフルに使って体験し

 感じてもらう。(「見る」「聴く」「嗅ぐ」「触れる」「味わう」)

 また、季節により食べられる植物等もあるので、生態系の成り立ちの一部についても学べる機会とする。

 (「つながるいのち、いのちを頂きます。感謝」)

 環境学習を軸に、実生活にかかわりの深いテーマを織り交ぜ、その中で環境と健康や暮らしとのつながり

 を感じ、理解、実践してもらえる機会とする。寺子屋のような、知と仲間を得られる場とする。

 ※四季を通して、プログラムを企画・実施していく。

 内容詳細

 テーマ:秋「紅葉の下であそぼう♪」(約3時間の中の一部)

 概要:色々な種類の秋を感じる植物を(葉・枝・木の実)等を集めてきてもらい、それらを使って自分の

 オンリーワンのネームプレートをつくる(持ち帰り可能、お土産)※事前にいくらか用意しておく

 12:30 明石公園集合(緑の相談所前で、スタッフが目印ののぼりを立て待っている。 

    ※施設前で集合し、そのまま広場に移動。

 12:35 ①スタッフ紹介・挨拶(5分)・ルール説明
 12:40 ②アイスブレイク(簡単なネイチャーゲーム)(10分)

 12:45 ミニセミナー

      (輪になって、芝生の上に座り)四季の移り変わりや生態系の関わりのお話し(15分)

 13:00 秋を感じよう♪(30分)…範囲を指定する。

    ①秋を感じるものを探す(枝・葉・実・種)等

    ②みんなで集い、見せ合う。

    ③色々な物があるよねと、生物多様性や食物連鎖の話。

 13:30 施設の中へ(移動・休憩)(10分)
 13:40 ワークショップ(60分)…花とみどりのまちづくりセンター研修室

     集めた植物を使って、オンリーワンのネームプレートをつくる。

 14:40 参加者同士で、できた作品を見せ合い、分かち合う。(20分)

 15:00 自然の恵みに感謝…公園内のどんぐり(マテバシイ・スダジイ)・はちみつ等
 15:15 まとめのお話し(環境への関わり…)
 16:00 解散
 参加者 持ち物

 参加費・お茶・帽子・ナイロン袋・作品を持ち替える袋・雨具

 準備物

 参加者用名札(ラベルシール)・目印リボン・のぼり・受付名簿・マーカー・おつり・参加費を入れる箱・

 領収書・救急箱・ワークショップ用板・木の実等(事前準備分)・接着剤(グル―ガン等)・

 カラーマジック3組・新聞紙(机の上に敷く (傷・汚れ防止)・ナイロン袋(予備)・作品サンプル・

 公園マップ・ 集合サインの笛(ダックコール等)・試食用どんぐり・ はちみつ等・紙皿・使い捨て

 スプーン・他 

 予定経費概算  参加者収入500円×10人=5,000円

 支出 材料代:板等 200円/人、接着剤100円/人

    保険代2,000円(50名までのレクレーション保険)

 指導者謝金・交通費等・消耗品については、『五感のてらこや』として年間プログラムを一つの事業として

 補助金申請することによりそちらのほうで賄う。(可能かどうか?)

 ※「五感のてらこや」謝金規定:メイン5,000円・サブ&見守り3,000円、交通費:1,000円(MAX)

 指導者スタッフ数等  メイン指導者1名、サブ指導者1名、安全見守りスタッフ2名
 その他 特記事項

 雨天の場合は、花と緑のまちづくり研修センター(明石公園内)のみを利用して行う。小雨の場合は、雨の

 中で秋を感じるプログラムも実施する。尚、材料については事前に準備.

 

 

 

 

環境学習プログラム 企画書及び発表資料③

【グループ名】里山で人と自然を考える会

【プログラム名】「里山どろんこ探検隊」

【メンバー】大久保成史郎・久保田弓美・西村則哉・本田実・船曵恵理子・森山保昭

【発表資料】里山どろんこ探検隊.pdf

【企画内容】 

 対 象  小学生と親、家族
 定 員  子供30人位、全体約70人
 実施場所  宝塚自然の家(宝塚市西谷)をイメージ
 時 期

 7月下旬の週末(小学生の夏休みと親の休日)

 ねらい

 親子で里山体験を通して地元の保全団体や地域の人達との交流を深めると共に、古来の日本の生活様式を

 通して、生物多様性や環境の課題を学んで行く。

 内容詳細  時間:10:00~16:00
 9:30~10:00  集合受付開始(開始30分前より受付)
 10:00 プログラム説明(2時間)

 <午前>
 ・山歩きグループ:昆虫探し、マイ箸・クラフト材料探し(ドングリなど)、柴探し(小雨決行) 

 持ち帰ってマイ箸、クラフトづくり

 ・まかないグループ:食事準備(火起こし、野菜カット)、地元野菜、鹿肉試食、原木しいたけ

 12:00~13:30 昼食 後片付け手伝い(1時間30分)

 13:30~15:00 里山どろんこ相撲  (1時間30分)

 15:00~16:00 古民家の昔の暮らし体験(宝塚自治振興)(1時間)
 16:00 現地解散 ※参加者:現地集合・現地解散、マイカー参加
 参加者持ち物

 箸、ごはん容器、おにぎり、水筒、どろんこ相撲用服、タオル、雨具、軍手、山を歩ける靴、長袖・

 長ズボンの服、虫よけスプレー

 予定経費概算  参加費 (収入)参加費:大人2,000円、小学生1,000円、幼児500円
 予定経費(支出)食材6万円、保全団体・講師謝金4万円、保険・救急箱1万円、広報2万円 計13万円
 指導者スタッフ数等  山歩きガイド、昆虫探し名人、鹿の先生(各3名)、泥んこ相撲指導(8名)、古民家説明(2名)
 その他 特記事項

 ・協同団体:宝塚市自然保護協会、宝塚エコ協会(箸づくり)、宝塚自治振興(古民家説明)、

 棚田LOVER’s(鹿説明)
 ・プログラム前後の広報活動:広報誌や新聞に掲載、県立公園・店舗にチラシを置いてもらう、

 SNS等利用、 兵庫県の小学校に掲示。

 

 

 


中播磨 / 更新日:2017-06-12

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