環境学習コーディネーター養成講座2017 第1回実施報告
環境学習コーディネーター養成講座2017 第1回を実施しました!
環境学習コーディネーター養成2017「Green Study ひょうご」は、環境学習の企画や実践ができるリーダーの養成だけでなく、地域との関わり、多様なセクターとの連携、事業の継続実施をコーディネートする専門家・指導者の養成を目指した講座を昨年度から実施しています。
7月15日(土)に、第1回講座を「ひょうご環境体験館」で開催したので、その様子を報告します。
日 時:2017年7月15日(土)10:00~16:30 場 所:ひょうご環境体験館(佐用町) 参加者:21名(受講者23名) 内 容:10:00~10:30 開会式 10:30~12:00 講師:西川 雅秀(兵庫県環境政策課環境学習参事) 「環境学習コーディネーター養成講座のめざすものと期待」 12:00~13:00 休憩 13:00~14:30 講師:西谷 寛(NPO法人はりま里山研究所 副理事長 /海と空の約束プロジェクト代表) 「環境学習のための場づくり、進め方」 14:30~15:00 休憩 15:00~16:30 講師:ひょうご環境体験館 館長、職員 「体験館を体験しよう」 |
参加者は、既に環境の現場で活動されている方たちだけでなく、地球温暖化防止活動推進員や大学生など、多岐に渡ります。また昨年受講した第1期生が、今年はスタッフとして4名も参加してくれました。
まず熊谷先生(NPO法人はりま里山研究所 理事長)から講座の趣旨説明、スタッフ紹介があり、次に兵庫県の西川環境学習参事から環境に関する施策や環境教育についての実施状況を背景に「コーディネーター」に期待する役割について説明がありました。
講演後の質疑応答の時間では、受講者から「『環境学習』と『環境教育』の違いとは何か?」という鋭い質問が出るなど、実りある時間となりました。
午後からは、環境学習の現場の第一線で活躍されている西谷先生から「環境学習のための場づくり、進め方」について話があり、実体験に基づいたアドバイスの数々に、受講者は真剣にメモを取りながら耳を傾けていました。
第1回の最後は、環境学習の場を提供している「ひょうご環境体験館」の館長と職員からひょうご環境体験館や実施しているイベントについての説明があった後、館外の自然観察に出かけました。夏の暑い日差しの中、木陰の涼しさを体感しながら、受講者同士で語り合うなど、世代を超えた交流の場となりました。