環境学習コーディネーター養成講座2017 実施報告まとめ
当協会では兵庫県と共同で、地域との関わり、多様なセクターと連携した環境学習の企画・実施をコーディネートできる指導者を養成するため、2017年7月から2018年3月まで連続9回の講座を実施しました。
第9回(最終回)では、受講生が実践企画としてグループごとに考えた環境学習プログラムを発表しました。
今年度は本講座の募集はありませんが、環境活動や環境学習に関心・意欲があり、そのきっかけや機会を求めている方々向けに「平成30年度 ひょうご地域課題×エネルギー実践スクール」にて「環境スタートアップコース」(http://hso-t.com/index.php/startcourse/)が実施されます。
1 事業概要
(1)名 称
Green Study ひょうご環境学習コーディネーター養成講座2017
(2)主催等
① 主催 兵庫県・(公財)ひょうご環境創造協会
② 企画実施 NPO法人はりま里山研究所
(3)実施日・場所
① 平成29年7月15日(土)ひょうご環境体験館(佐用町)
② 同 8月26日(土)はりま里山研究所(姫路市)
③ 同 9月23日(土)北淡路
④ 同 10月21日(土)~22日(日)三田 ※宿泊研修
⑤ 同 11月11日(土)姫路
⑥ 同 12月9日(土) はりま里山研究所(姫路市)
⑦ 平成30年1月13日(土)はりま里山研究所(姫路市)
⑧ 同 2月10日(土) はりま里山研究所(姫路市)
⑨ 同 3月3日(土) ひょうご環境体験館(佐用町)※修了式
(4)実施目的
複雑・多様化している環境問題全体を理解し解決につなげる環境学習の企画や実践ができ
るリーダーの養成だけでなく、地域と関わり、多様なセクターとの連携、事業の継続実施を
コーディネートする専門家・指導者(以下「環境学習コーディネーター」)を養成するため
の講座を企画実施する。
2 実施状況
(1)計画準備
本業務を円滑に遂行するため、以下の内容の講座の実施企画書を作成し、企画書に基づ
き業務遂行に必要な準備・手配を行った。
① 実施企画案
ア 実施場所 ひょうご環境体験館(佐用町)、はりま里山研究所(姫路)
北淡路、三田
イ 実施時期(回数) 平成29年7月~平成30年3月(9回)
ウ 事業規模 各回20人程度
エ 講義内容
・生物多様性、気候変動、資源循環等、環境問題全般の幅広い理解
・魅力的な講師陣と共に学び、参加者同士の交流を深めネットワーク構築
・ふるさとの環境保全・創造につながる環境学習プログラム作りの学習
(2)講座開催
延13人の講師と第1期修了生により連続9回(内宿泊研修1回)の講座を実施し、第9回
(最終回)では受講生が実践企画として4グルーブに分かれ、それぞれが考えた環境学習
プログラムを発表し、環境学習の専門家より審査を受けた。
修了式では、過半数の講座に出席し、環境学習プログラムの制作・グループ発表に参
画した者18人を修了生として、修了証書を授与した。
なお、講座の実施状況については、講座開設の都度「ひょうごエコプラザ」HPにて
公開した。
3 実施結果
①受講生(受講申込み) 21人
②修了生(修了証書授与)18人 (修了生一覧)
<資料編>
①環境学習コーディネーター養成講座2017 【募集チラシ】
②各グループ企画書及び発表資料(パワーポイント)
環境学習プログラム①
【グループ名】たき火チーム
【プログラム名】「火おこしを楽しんで、自然を体感しよう!!」
【メンバー】永藏彰・藤本洋二・市橋一與・陰良夫
【発表資料】team_takibi.pdf
環境学習プログラム②
【グループ名】吊りハウスチーム
【プログラム名】「わくわく どきどき 空中基地 ~吊りハウスを作ろう~」
【メンバー】絹川喜和美・北出大地・栗影久美・ 松本和子・宮崎敏子・山口典子
【発表資料】team_tsurihouse.pdf
環境学習プログラム③
【グループ名】フロッグの会チーム
【プログラム名】「親子で水生環境を学ぼう」
【メンバー】鈴木幸子・赤井奇雄・花房幸世
【発表資料】team_frognokai.pdf
環境学習プログラム④
【グループ名】山おやじチーム
【プログラム名】「里山再生企画Vol.1 ~次世代へ引き継ぐ環境学習プログラム~」
【メンバー】松永正博・荒川史郎・大谷和子・増田恵一・茂見節子
【発表資料】team_yamaoyazi.pdf