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特定非営利活動法人 アマモ種子バンク

団体の所在地(市区町名) 西宮市
担当者名 倉田 克彦

 

1.実施期間

平成19年10月~20年3月

 

2.主な実施場所

兵庫県西宮市 六湛寺公園、西宮市市民交流センター
神戸市東灘区魚崎南地先・住吉川河口

 

3.活動形態

●実践活動

 

4.活動内容・結果(参加者、階層・人数等)

西宮の海岸の現況、アマモ場の必要性と造成への取り組み等を紹介し、理解してもらう啓蒙活動を西宮NPOフェスティバル(平成19年10月20日、於 西宮市六湛寺公園)において行った。展示場所への来訪者は100組(主に親子連れ)、200人以上を数え、アマモとアマモ場の必要性を理解してもらうことができた。

同フェスティバルにおいて、アマモの種子を組み込んだアマモ育苗キットを配布し、アマモの苗を育ててもらうことで、アマモに代表される海の環境について関心、愛着を高めてもらうとともに、アマモ場造成のための苗の確保を図った。来訪者の半数以上にあたる65組がアマモ育苗キット・計85個を持ち帰った。

生育したアマモの苗を西宮NPO文化祭(平成20年3月22日、於 西宮市市民交流センター)において回収し、併せて事業の紹介と啓蒙活動を行った。入場者数は延べ1000人であった。アマモの苗の回収個数は35個で、配布個数のほぼ40%であった。

回収した苗は「神戸 川と海を考える会」と連携・協働して移植した。
実施日時:平成20年3月23日(日)13時~15時
実施場所:神戸氏東灘区魚崎南地先・住吉川河口
苗の数 :育苗キット140個分(内、「神戸 川と海を考える会」分:105個)
参加者 :30人

 

5.効果・反響・反省点等

アマモの育成を楽しんで行った人が多かった。

アマモを育てることで海の環境について関心を高める効果はあった。ただ、テレビ、新聞等による知識を持っている人でも、身近な問題としては捉えられていないようであった。

アマモの回収率が低かった。これは西宮の海岸への移植を企図しておらず、アマモ育成に興味があっても、アマモ場造成への参画には動機付けが弱かったためのようである。

 

●今後は、機会あるごとに海の環境の改善、保全、創造の重要性、必要性を周知し、実践活動として藻場(アマモ場)の造成を市民団体と連携・協働あるいは支援していく。その一環として育苗キットによるアマモ育成を広めていく。

 

6.成果物

NPOフェスティバル・文化祭において、アマモ育苗キットの配布、苗の回収、およびパネル展示、事業紹介等による啓蒙活動と、アマモの移植を行ったことが成果であり、報告書は作成していない。

 

7.活動写真説明(20字以内)

 

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NPOフェスティバル

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アマモ移植(1)

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アマモ移植(2)

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NPO文化祭

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