団体の所在地(市区町名) | 相生市 |
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担当者名 | 中川 俊一 |
平成19年4月~20年3月
相生湾、那波港近隣
●実践活動
平成16年より兵庫県の地域活動応援事業としての助成をうけ<カブトガニのいた美しい那波港を取り戻そう>運動として相生湾自然再生学習会議が発足しました。
かつての水泳ができるほど美しい海を再生するため、またひょうご環境創造協会からも助成を受けひょうごボランタリープラザにもURLの記載をしていただいております。相生湾にある絶滅危惧種の市指定特別天然記念植物<シバナ>の保護育成、ヘドロを分解するEM使用の浄化活動そして相生湾を水中からも調査観察をして現在へドロが1メートル堆積していたところがかなり減り砂地が見えてきたところもあります。また4年前から市内の小中学校が環境学習の方法としてこれらを利用しています。毎年浄化活動は数回おこない、17年からは海のゆりかごと呼ばれる<アマモ>の移植をしています。
参加人数は団体によりますが年間のべ1000人以上で階層は教員、小学生、地域住民、スポーツクラブ、ロータリークラブ、商工会議所関係、自営業、ダイバー、植物研究家、有機野菜栽培者、高齢者クラブ、市民グループ、政治家、会社員その他有志。
自然の大切を地球に我々は生かせてもらっているという事が活動に参加することにより地域の方々に認識していただけたかとおもいます。
地域にココにしかない特別天然記念植物<シバナ>があるという誇りをもち、保護と育苗に理解と協力が得られるようになってきました。
湾内では真夏の悪臭が消え透明度がよくなり根魚のアイナメやカレイの稚魚まで見られるようになり浄化活動以前とは全く違いきれいになってきました。
反省点としては浄化活動に呼びかけはしていますが?湾にレジャーボートの係留者の参加がとても少なかった。
係留者は市外の人も多くいるので係留許可を出しているところの県土木をとおして協力呼びかけをしてゆきたいと思っています。
かつて相生湾の至る所の浅瀬に生息していたアマモが浄化液を多く流しつづけたところに生えてきました。
一部ではヘドロや悪臭がなくなり、プランクトンの増える夏は透明度が悪く海底まで濁りでみえなかったけれど今では見えるようになりました。
また浄化活動をつうじて地域のかたがたと交流ができています。
小学3年生アマモの種つけ
絶滅危惧種シバナを育苗中
EM浄化団子づくりの説明