団体の所在地(市区町名) | 三田市 |
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担当者名 | 山下 義和 |
平成19年4月~20年3月
篠山市大渕近郊の里山
●実践活動
篠山市大渕の里山2000m2を借り受け、雑草の草刈り、低木の常緑樹の伐採、杉林の間伐、竹林の間伐など行いながら、伐採した杉材や孟宗竹を活用して、山中に12畳の床を作っています。
この場所を活用して、自然保護に関するテーマで学習会を行ったり、住民の方と共に交流会などを実施しています。
荒れ果てて真っ暗な里山を、人の手で開拓することにより、陽が射し込む健全な森林に復活させることが期待できます。明るくなった森に講師を招いて間伐材や間伐竹を使って工作をしたり、自然保護の学習会を行っています。
これらは自然に親しみ、自然と憩い、自然保護への啓発に役立つと考えています。またそれらの目的のために活用する床は、人数が集まれるよう十分な広さにしました。環境を語るのにビルの一室で話し合うよりも、360度森に囲まれた大自然の中で行う方が、より説得力があると思います。今後は他の団体にも場所の提供を行っていきたいと計画しています。
活動の場は日常的に風雨や雪の影響を受けるので、常時補強と改築を繰り返しています。当場所は杉の植林地なので出来るだけ間伐材・間伐竹を利用して、改良工事に取り組みました。
学習会では篠山市農村整備課からも参加していただき、篠山の歴史、森林の保全、リサイクルの考え方などを学びました。また地元の大渕や畑地区の方々とも交流して情報交換を行いました。
他の自然保護団体との交流会や地域活動を通じて、人ネットワークが拡がりつつあります。今後さらに輪を拡げて頑張りたいと思います。
反省点としては思うように会員が増えなかったことです。PRが足りませんでした。
学習会を開くための場所(床と屋根)の建設を行いました。
雨水利用施設を完成させました。
低い常緑樹を伐採して明るい山に戻りつつあります。
森の恵を使って、鉢カバー、大型案内札、竹の花瓶などを作成しました。
完成した床を使って学習会をしている様子
開墾して明るくなった山