「遊び」の中に「学び」がある
レポーター:山田 優奈
取材日:2015年7月31日(金)
活動場所:かんなべ自然学校
取材対象:NPO法人 かんなべ自然学校 代表 前田敦司様
住 所:兵庫県豊岡市日高町名色85-76
川遊びの時間。イカダに乗っている子、川で泳いでいる子、はしゃぎながら遊んでいる子どもたちの笑顔は本当に素敵だった。「よし、ここから飛び込んでみよう!」と‘あっちゃん’こと前田敦司さんが子どもたちに呼びかけた。子どもたちは高い崖から、次々ぴょんと飛び込んだ。
前田さんは、2011年、Uターンをして「健全育成・様々な経験をさせてあげること」を目的に日高で「NPO法人かんなべ自然学校」を立ち上げた。四季を通して、子どもたちと一緒に自然の中で遊びながらのキャンプや家族や友人で楽しめるプログラムを行っている。今回は、~川を目指せ!イカダみこしでわっしょいキャンプ~に同行させていただいた。自然と遊びながらキャンプをすることで、個性を伸ばし、力を合わせる瞬間を味わってほしいと話す。
子どもたちは、他にもドラム缶風呂やナイトハイク、そうめん流し、スイカ割りなど多くの体験をした。いまの子どもたちは、自然の中で遊ぶという機会が少ないように思われる。ふるさとの自然の中でおもいっきり遊んだ子どもたちは、危険を見つけて回避すること・友達への思いやりなどが身に付いたのではないだろうか。