プレイパークで自然と遊ぼう
レポーター:美馬 栞
取材日:2015年7月20日(月)
活動場所:県立淡路景観園芸学校実習林
取材対象:淡路市立北淡小学校・室津小学校・育波小学校・浦小学校・学習小学校の4~6年児童、兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科(県立淡路景観園芸学校)学生
住 所:兵庫県淡路市野島常盤
県立大大学院の学生が主体となり、里山の自然のおもしろさや人とのかかわりを体感するプレイパークを開催しました。今回参加した、淡路市内の5つの小学校の子供たちは、自然観察やクラフト・料理、地形などを生かした遊具といった体験を、自然の中で行いました。
●自然観察で木を比較
「この木とこの木はどちらも大人の木です。でも背の高さが全然違うね。どうしてだと思う?」「栄養が足りひんからかなあ?」「タネの大きさが違うからやと思う!」「種類が違うからやで!」「長い間生きてるからじゃない?」いろんな意見が飛び交います。
木の高さを測ろうと樹高測定桿(かん)を持ち出すと、子供たちは興味津々。「重い?」「測ってみたいー」限界まで伸ばしても、樹高30mはありそうなクスノキのてっぺんには全く届きません。一方、アオキは3mほど。植物の不思議に触れたひと時となりました。
●プレイパークを終えて
「来年もやってな」「また来たい」と好評のうちにプレイパークを終えました。体験を通して自然の面白さ、不思議さを感じることができたでしょうか。子供たちの発想や意見は面白く、プレイパークを企画した同大学院緑環境景観マネジメント研究科の学生も学ぶことができました。また、子供たちとの交流を通して、エネルギーをもらいました。淡路島は自然のことを実体験として学ぶことができる環境だと改めて感じました。