子供たちによる昆虫観察会
レポーター:諏訪 晋司
取材日:2015年7月26日(日)
活動場所:兵庫県立なか・やちよの森公園
取材対象:子供たち
住 所:兵庫県多可郡多可町中区糀屋677-10
なか・やちよの森公園で行われた昆虫観察会を取材してきました。参加した子供たちはまず講師の先生によるスライドを見ました。スライドではチョウチョ・クワガタ・トンボ・セミなどの種類の見分け方について説明を受けました。スライドにセミやチョウチョが映されると子供たちは次々に名前を答えていて昆虫の名前に詳しく驚きました。
その後、各自が準備してきた網や虫かごを持って施設内の森や水辺に行き、昆虫採集をしました。トンボやバッタもいましたが、クワガタの数に驚かされました。子供たちは「あそこにクワガタがいるー」と大人たちが気づかない所にいるクワガタを次々と見つけ捕まえていました。昆虫採集の最中に羽化の最中のセミを見つけ、「白くて綺麗」「透明だ」と感想を述べ合っていました。
昆虫採集をした後は各自が捕った昆虫をスケッチしました。1枚の画用紙に捕まえた昆虫1匹を大きく描いたり、複数の昆虫を描いたりして昆虫の細部までしっかり見て描いていました。
●感想・考えたこと
森に入り隅々まで注意深く観察することで色んなことに気づくようになり、昆虫に触れることで命の尊さを考えることができると思います。こうした環境体験が人間的成長に繋がるのだと感じました。