横尾山での森林ボランティアの体験参加
レポーター:諏訪 晋司
神戸市須磨区で活動を行っている「よこおみち森もりの会」という団体がある。この団体は平成21年より活動を始め、定例活動日に十数名で森林・緑地の整備、ノジギクの管理などを行っている。今回は活動場所の一つである横尾山での体験活動に参加した。
「よこおみち森もりの会」が横尾山で活動を始めた時は、山道も整備されていないような状態だったそうだ。現在は、この団体の活動で、歩きやすく階段状に整備された道や手すりなどにより、山の中を快適に散策することができる。山の中には“ハンモック”が設置されており、小鳥のさえずりを聴きながら“ハンモック”に揺られる時間は心地よいものだった。
私は今回、枯草の整理と枯れ松の伐採を体験した。枯れ松の伐採は初めてで、ノコギリも思ったように扱えず、1本切るのに非常に苦戦した。どの活動も非常に汗をかき、自然環境の保全、整備にはこのような地道な努力が不可欠だと痛感した。
団体の人は、皆和気あいあいとした感じだった。私にも気さくに話しかけてくださり、温かい人ばかりだったので、すぐ馴染むことができ楽しく活動することができた。
活動中、ハイキングの人たちも続々と山を訪れ、ノジギクを鑑賞していた。ノジギクの見ごろは11月中旬前後ということなので是非足を運んでみてはいかがだろうか。