淡路島産アロマテラピーエッセンシャルオイル「Suu」
レポーター:枝光 弘味
取材日:2015年7月29日(水)
活動場所:株式会社淡路島パルシェ 香りの館
取材対象:栽培・特産開発主任 魚井太郎様
住 所:兵庫県淡路市尾崎3025-1
●活動目的
アロマテラピーと言えば外国産のイメージが強いですが、近年日本で栽培された植物を原料とした国産アロマテラピーエッセンシャルオイルが注目されています。兵庫県・淡路市で地元産の自然素材を生かしたアロマテラピーエッセンシャルオイル作りをしている人を取材しました。
●魅力的な活動内容
株式会社淡路島パルシェ香りの館では、15年程前から化学肥料・農薬不使用で自社農園栽培の「ローズマリー、ラベンダー、ハッカ」などの植物から水蒸気蒸留法で抽出した国産アロマテラピーエッセンシャルオイル作りをしています。それらは淡路島産アロマテラピーエッセンシャルオイル「Suu」というブランドで販売されています。
●地域の現状や課題・私見
昨年から新しい試みとして、淡路島原産の柑橘類である「鳴門みかん」を使用した和精油作りに取り組まれています。現在では生産者の高齢化・市場変化により栽培数が減り、放棄畑が問題となってきています。食用以外に和精油の原料として栽培→市場に流通させることにより新たな活路を見出しました。こういった活動は地域活性化の一つとして私は注目しています。甘酸っぱくてやさしい香りが特徴の鳴門みかん。その香りは多くの人を引きつけるのではないでしょうか。