表紙1 紙しばい「たいせつに、たいせつに」について
主に4~5歳の幼児を対象として、身近にある水、ごみ(資源)、電気を、日頃から大切にしようとする心を育むよう、この紙しばいを作成しました。
この紙しばいは、水、ごみ(資源)、電気のそれぞれ4枚1組の3篇のお話で構成されています。
水のお話では、お風呂で水遊びをしていたはなちゃんに、「しずくぼうや」が、水は人間だけではなく、いろんな所でみんなの役に立っていることを、やさしく教えてくれます。
ごみ(資源)のお話では、元気な未来(みく)ちゃんが、愛犬「ゴローちゃん」とお家で遊んでいるうちに、ごみをどこにでも捨てていると困ってしまう動物たちがいること、ごみだと思っているものでもきちんと分別すればリサイクルできることに気づいていきます。
電気のお話では、キラキラ光った小さな男の子「エレくん」が登場し、電気は大切という歌を歌います。その意味がよくわからなかったあきちゃんが、停電で真っ暗な中で、お母さんとの会話を通して、電気の大切さに気づいていきます。
この3篇のお話を通したキーワードが、紙しばいの題名である、「たいせつに、たいせつに」となっています。
※表紙のうら面には脚本がないので、使用する場合は、題名「たいせつに、たいせつに」を読んだあと、表紙をぬいて、横にはずしてから、脚本を読み始めてください。
2 紙しばいのデータの使用について
この紙しばいの著作権は、 (財)ひょうご環境創造協会に帰属します。このため、この紙しばいのデータを使用する場合は、次の場合を除き、 (財)ひょうご環境創造協会の承諾が必要です。子どもの環境学習の素材として、ご家庭や、学校、幼稚園・保育所、環境イベントなどで、ぜひご活用くださ い。
① 学校、幼稚園・保育所等で、教育の目的で使用する場合
② 営利を目的としないで使用する場合
③ 法律で認められている範囲で使用する場合
【Q&A】
○読み聞かせ会で使用したい。 | |
営利を目的とせず、かつ観客等から入場料等を徴収しない場合においては、実演者に謝礼を支払った場合でも、無許諾で使用できます。 | |
○原画を拡大コピーして使用したい。 | |
営利を目的とせず、かつ観客等から入場料等を徴収しない場合であれば、無許諾で原画を拡大コピーして使用できます。 また、上記の場合において、プロジェクターを用いて、紙しばいを上演する場合も、無許諾で使用できます。 |
3 紙しばいのダウンロード(PDF形式)
(1) 紙しばいデータ(PDF形式)
【表紙】 | ||
絵データ(1.27MB) | 解説データ(1.35MB) | |
【水のお話】 | ||
絵データ(①~④:3.29MB) | 脚本データ(①~④:1.93MB) | |
【ごみのお話】 | ||
絵データ(①~④:3.63MB) | 脚本データ(①~④:1.95MB) | |
【電気のお話】 | ||
絵データ(①~④:4.03MB) | 脚本データ(①~④:2.11MB) |
(2) 紙しばいの作り方
① お話ごとに、絵と脚本のPDFファイルをダウンロードし、印刷してください。
② 絵と脚本の対応表をもとに、ボール紙のような厚紙の両面に対応する絵と脚本を貼ってください。
(絵と脚本の対応表)
【表紙】 | 【水のお話】 | |||
表面(絵) | 裏面(脚本) | 表面(絵) | 裏面(脚本) | |
表紙 | 解説 | 水の絵① | 水の脚本② | |
水の絵② | 水の脚本③ | |||
水の絵③ | 水の脚本④ | |||
水の絵④ | 水の脚本① | |||
【電気のお話】 | 【ゴミのお話】 | |||
表面(絵) | 裏面(脚本) | 表面(絵) | 裏面(脚本) | |
電気の絵① | 電気の脚本② | ごみの絵① | ごみの脚本② | |
電気の絵② | 電気の脚本③ | ごみの絵② | ごみの脚本③ | |
電気の絵③ | 電気の脚本④ | ごみの絵③ | ごみの脚本④ | |
電気の絵④ | 電気の脚本① | ごみの絵④ | ごみの脚本① |
4 紙しばいの使い方について
(1) 紙しばいの脚本における演出効果について
この紙しばいは、演出効果を高めるため、脚本に「絵を指さしながら」などの記載があります。演出効果を高めるため、以下の説明を読んで、演じてください。
指 示 | 内 容 |
ぬく | ゆっくりと右手にぬいてください。 |
さっとぬく | すばやく右手に抜いてください。 |
線までぬく | 脚本の次のページに線が描かれているので、その線まで右手にぬいてください。 |
全部ぬく | 線までぬいているページを、右手に全部ぬいてください。 |
少し間をあける | 少し間をあけてください。(1拍程度) |
間をあける | 間をあけてください。(3拍程度) |
絵を指さしながら | 対応する絵を指さしながら読んでください。 (例) 「アイスクリームが溶けちゃう。」 → アイスクリームの絵を指さしながら読む。 |
(2) 演じる順番について
この紙しばいは、水、ごみ(資源)、電気の3篇のお話で構成されていますが、その演じる順番については、特に決まりはありません。
また、それぞれのお話は独立しているので、単独で演じることもできます。
5 紙しばいの貸出しについて
ひょうご環境体験館、およびひょうごエコプラザでは、この紙しばいの貸出しを行っています。
くわしくは、以下のページをご覧ください。
○ ひょうご環境体験館 http://www.eco-hyogo.jp/taikenkan/
○ 環境学習用器材の整備・貸し出し
http://www.eco-hyogo.jp/ecoplaza/index.php/kizai_rental
6 作成・編集
幼児用環境紙しばい編集委員
岩濵 里江子 (神戸市立神戸幼稚園 教諭)
金下 玲子 (阪神・都市ビオトープフォーラム 事務局長)
亀山 秀郎 (学校法人七松学園七松幼稚園 副園長)
北村 世安 (兵庫県農政環境部環境創造局環境政策課 主任)
辻 理恵子 (兵庫県立ひょうご環境体験館 環境教育推進員)
平井 和恵 (兵庫県教育委員会義務教育課 主任指導主事)
矢野 日出子 (神戸親和女子大学発達教育学部児童教育学科 教授)
神吉 脩 (神戸親和女子大学発達教育学部児童教育学科 准教授)
植川 真美子 (神戸親和女子大学発達教育学部児童教育学科3回生)
中村 由紀 (神戸親和女子大学発達教育学部児童教育学科3回生)
平井 知沙都 (神戸親和女子大学発達教育学部児童教育学科3回生)