2022年12月21日にサンテレビ「NEWS&情報 キャッチ+」のひょうご海ライブのコーナーで、当センターで実施している海の栄養塩類に関する研究について、取り上げられました。特集の概要は以下のとおりです。

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 当センターでは、県民に身近な大気や水質環境の調査・分析・解析・評価等の研究を行っております。

きれいになり過ぎたと言われる瀬戸内海の生態系に必要な栄養塩類に関する調査・研究について、ご紹介します。

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兵庫県では海の栄養塩類の濃度が下がり過ぎないように適切な濃度範囲に保つための計画を2022年10月に全国で初めて策定いたしました。

当センターではこの計画に基づき栄養塩類の供給を効果的に行うための科学的知見を収集しています。

具体的には瀬戸内海の海水を採取し、栄養塩類の濃度分布を調べたり、生物の働きを調べたりしています。

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(モニターに映されたものは)栄養塩類である窒素について播磨灘への供給量を増やした場合のシミュレーション結果の1つです。

供給量を増やすほど、全窒素濃度は上昇します。魚も増える可能性が示されています。

計算結果はモデルの精度により左右されますので、新たな研究成果を取り入れるなどして、予測精度を高めていきたいと考えています。

海の中で栄養塩類が、どのように循環しているかは、まだまだ不明なことが多いです。

調査研究によってデータを収集して精度の高い予測を行い、効果的な栄養塩類の供給に結び付けたいと考えています。

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