浜辺の環境学習
阪神南県民局から委託を受けて、阪神南地域の浜辺で平成21年度から毎年「浜辺の環境学習」を企画・運営しておりました。場所は変わりありませんが、平成26年度は阪神北県民局から委託を受け、実施致しました。
◆ 平成26年度の実施結果(平成26年度は、芦屋市潮芦屋浜、西宮市御前浜(香櫨園浜)、西宮市甲子園浜の3箇所で実施しました。)
実施内容(潮芦屋浜・御前浜(香櫨園浜)・甲子園浜とも同内容)
◆調査方法や海の環境についての事前講義
海の汚れと生息する生き物の関係や、ゴミによる海の生き物の被害などについて、先生から講義していただきました。
◆浜辺で生き物採取
浜辺に出て、8~10人づつの班に分かれて生き物を採取しました。
◆クリーン作戦
浜辺に漂着しているゴミを全員で拾いました。
◆採取した生き物の同定
班ごとに、採取した生き物の名前や特徴を先生から説明していただきました。
◆ワークショップ
講義室において、班ごとに浜辺の図を描いた模造紙に見つけた生き物のシールを貼って採取活動を振り返り、気が付いたこと、初めて知ったこと、感想などを一人ひとり発表してもらいました。
◆解説・講評
先生から、 当日見られた生き物についてまとめの解説と、当日の学習について講評をいただきました。
芦屋市潮芦屋浜
(1) 日 時:平成26年7月12日(土)
(2) 場 所:芦屋市潮芦屋浜・芦屋市総合公園管理事務所
(3) 参加者:42人
(4) 指導者:川井浩史先生(神戸大学教授・内海域環境教育研究センター長)
大谷洋子先生(西宮自然保護協会)
戸川健太郎先生(西宮自然保護協会)
(5) ボランティア:チーム御前浜・香櫨園浜 里浜づくり、ひょうご環境体験館サポーター
(6) 参加者の感想(抜粋)
・イソギンチャクを押すと水が出てきたからおもしろかった
・海でいろんなカニがつかまえられたことがうれしかった
・カニに手を挟まれて痛かった
・調査するだけでなくみんなで考え、発表することでいろんな発見ができ、よかったです
海の環境について講義 | 浜辺で生き物採取 |
![]() |
|
ゴミ拾いもしました | 見つけた生き物を整理して発表 |
当日とれた生き物はこちら→PDF
西宮市御前浜(香櫨園浜)
(1) 日 時:平成26年7月24日(木)
(2) 場 所:西宮市御前浜(香櫨園浜)・兵庫県立海洋体育館
(3) 参加者:30人
(4) 指導者:三宅隆三先生(西宮自然保護協会会長)
大谷洋子先生(西宮自然保護協会)
(5) ボランティア:西宮市立甲子園浜自然環境センターボランティア、
チーム御前浜・香櫨園浜 里浜づくり、
ひょうご環境体験館サポーター
(6) 参加者の感想(抜粋)
・ハクセンシオマネキをはじめて見ることができてうれしかった
・イワシがいたのが心に残りました
・岩をひっくり返すと、たくさんのカニがあわてて移動して楽しかった
・場所や時期によっている生き物が違うことが違うことを知りました。また子どもたちと観察しに来たいです
海の環境について講義 | 浜辺で生き物採取 |
![]() |
|
海浜植物も観察しました | 採取した生き物について説明を聞きました |
当日とれた生き物はこちら→PDF
西宮市甲子園浜
(1) 日 時:平成26年7月29日(火)
(2) 場 所:西宮市甲子園浜・西宮市立甲子園浜自然環境センター研修室
(3) 参加者:32人
(4) 指導者:川井浩史先生(神戸大学教授・内海域環境教育研究センター長)
三宅隆三先生(西宮自然保護協会会長)
大谷洋子先生(西宮自然保護協会)
(5) ボランティア:西宮市立甲子園浜自然環境センターボランティア、
チーム御前浜・香櫨園浜 里浜づくり、
ひょうご環境体験館サポーター
(6) 参加者の感想(抜粋)
・テッポウエビが見れてうれしかったです
・イボニシの卵が見つかった
・カニの種類が多いのをはじめて知りました
・生き物を見つけるコツを教えていただいたので、これから子どもたちを川や海に連れて行ってあげたいと思います
海の環境について講義 | 浜辺で生き物採取 |
![]() |
|
いっぱい生き物が採れました | 見つけた生き物を整理 |
当日とれた生き物はこちら→PDF