神戸大学との連携大学院の開設について

神戸大学と兵庫県環境研究センターは、新たに地域環境科学分野で連携大学院を開設しました。

 神戸大学と環境研究センターは、医学研究科に加え、21年4月から、神戸大学大学院海事科学研究科に地域環境科学分野の連携大学院を開設しました。
 連携大学院とは、大学外の国・県や民間研究機関の研究者が客員教員として学生を指導する制度です。
 環境研究センターでは、国や全国の地方公共団体の研究機関と連携をとりながら、県の機関として地域の環境を監視するとともに保全・創造のための調査研究を行っており、数多くの実績があります。
 連携大学院講座「地域環境科学」は大気環境分野、水質環境分野、並びに有害化学物質分野の3分野について、地域の環境に及ぼす黄砂や酸性雨などの越境汚染の影響評価、瀬戸内海のような閉鎖海域の環境保全、人工的に作り出された化学物質による地域環境汚染実態解明などに関して教育研究の指導を行います。地域環境科学分野にかかる連携大学院は、学生が大学院研究科での理論講義や、健康環境科学研究センターにおいて分析法および解析に関する知識を得ることに加え、兵庫県の環境保全・創造に適確に対応できる研究者の育成にも貢献できる制度となるものです。
 なお、連携大学院の学生募集につきましては神戸大学(http://www.kobe-u.ac.jp/)にお問い合わせください。

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